地元客でも賑わう観光ホテルレストラン
バル街長崎2022の参加店舗さんの紹介記事シリーズ、第3弾。
長崎・居留地に訪れる観光客を迎え入れる〈ホテルニュータンダ〉には、レストラン〈シーボルト〉があります。
ホテルレストランが、県外の観光客はもちろんですが、地元・居留地の人にも愛されるのはどうしてでしょう?今回はその理由に迫ります…!
ホテルの外観はレンガ造りになっていて、居留地の洋風な景観に一役買っています。
ここはホテルのオランダ坂側入り口。大浦の居留地商店街の通りから、レストランに直接入ることができます。ホテルのフロントは正面玄関にありますよ。
レストランは広々とした店内!座席もたっぷり余裕があるので、バル街の期間中も安心して利用することができそう。
現在はランチ営業のみで、ディナーは予約制となっています。
ホテルのレストランって、ちょっと優雅でゆったりとした雰囲気がありそうですよね?
もちろん、観光ホテルらしく落ち着いた空間であることには間違いないのですが、お昼のランチタイムはお客さんでとっても賑わっているんです!
ぼくが以前行った時も、フェアの開催中でほぼ満席でした…!
しかも、あちらこちらに地元の顔なじみの方がいるではありませんか。「あら、こんにちは」「来てたんですね!お久しぶりです!」なんて声が飛び交います。
そう、こちらは週末こそ観光客がちゃんぽんやトルコライスを食べに来ますが、平日は地元客が日替わりランチなどを求めて賑わう場所。
特に木曜日の「中華」が人気で、すぐに売り切れてしまうそうです…。気になる…!
今回、バル街のクーポンでいただけるメニューは、「オランダ風車豚『ごちそうソース』バーガー、レモンサワーorソフトドリンク」です。
名前の通り、オランダ産の豚肉「オランダ風車豚」を使用したパテをはさんだハンバーガーです。
なんでも、日本人の口に合うようにと育てられた日本人専用の豚肉なのだとか!スッキリとした脂質で食べやすく、歯ごたえのある赤身質、クセのない風味と旨味が特徴です。
さらに、特製の「長崎バジルごちそうソース」と、新作の「高島トマトごちそうソース」がパテに合わせられています。
「この2つのソースを使うためにハンバーガーにした。」と、担当者は言い切りました。(これは、おおごとぞ……!)
実はこのバジルソース。瓶詰め商品「ジェノベーゼ」として、2022年6月よりホテルにて販売中です。
さらに、「高島トマトソース」も来年に向けて商品化を進めています。規格外で廃棄されてしまう高島トマトを活用して、フェアを実施したことから始まりました。
商品化を前に、一足早く今回のバル街でホテルニュータンダ特製ソースをお楽しみいただけます。
オランダ坂のふもとでいただく、オランダ産の豚肉を使ったハンバーガー。これは要チェックです……!
地域からアイデアをもらい、居留地企画を生み出し続ける
今回はオランダ産の食材を使った料理ですが、昨年のバル街ではマカオ料理を提供してくださいました。
毎年(いや普段から?)、いつも何か面白い企画を打ち立てるホテルニュータンダ。
特に、最近ヒットしたものといえば、こちら。
絶品のハヤシライスです。ぼくも大好きです…。
これは、地域のとある人物が「ハヤシライスが食べたい」とこぼしたことが発端でした。
洋食の美味しいホテルなら、ハヤシライスがなきゃ始まらない!ということで、特別メニューとして実現しました。すると、その美味しさにみんな大絶賛。
長崎居留地まつりの開催中、奔走するスタッフ向けにご馳走してくれたことがかつてありました。それはそれは、嬉々としてたいらげたものです。
現在はハヤシライスだけでなく、キーマカレーやビーフシチューなどをレトルト商品として家庭で楽しめる「長崎居留地洋食シリーズ」が発売中。
パッケージは長崎の木版画家・田川憲の作品を起用したりと、しっかり居留地のストーリーを汲み取った商品へと展開を進めています。
ホテルやレストランの企画全般を担当するのは八尾直美さんです。
どうせなら、他とは違うことがしたい。そんな思いで、いろんな企画に挑戦します。
ハヤシライスのほかにも、オランダ風車豚や高島トマトなどを使った商品は、元をたどれば八尾さんがたくさんの人との繋がりを持っているからこそのご縁で実現したものばかり。
八尾さん曰く、ついつい、いろんな人と意気投合しちゃうのだとか。
「今度は何をするんだ?タンダさん!」と、動向が気になってしまいますね。今年のバル街での企画も、お見逃しなく。
住所:長崎市常盤町2−24
TEL:095-827-6121
営業時間:11時30分〜15時(OS 14時30分)
※現在ランチ営業のみです。
定休日:なし
※9月24日(土)は貸切のためご利用できません。
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