長崎居留地アベニュー実行委員会の事務局・森です!
これから、9月17〜19日に実施する「長崎居留地BAR-GAI2022」の参加店舗さんをブログで紹介していきたいと思います。
初めて居留地に来る人は、「どんなお店があるんだろう?」「どんな料理が食べられるんだろう?」といった疑問があると思います。
また、知っているお店でも、知られざるお店の歴史の発見に繋がるかも…。ぜひブログの記事を参考にして、魅力的なお店に足を運んでみてくださいね
大浦自慢のちゃんぽんと皿うどんの店
さて、今回は参加店舗さんの紹介記事第1弾です。
大浦でおいしい皿うどん・ちゃんぽんが食べられるお店といえばココ。20年以上続く、〈みらく苑〉です。
ぼくの地元・福岡から母親が長崎観光へやってきた際に、「みらく苑の皿うどんがおいしいよ!」ということで母を連れて行きました。
すると、母も見事にハマり、長崎に滞在中の3日間毎日リピートする珍事件が。親子共々、このお店の味の虜になってしまいました…。
胃袋をガシッ!と掴まれた皿うどんがこちら。
皆さんは、皿うどんは太麺派ですか?細麺派ですか?
ぼくは断然「太麺派」です。
カリッとした表面の麺にあんが絡んで、食べ応えも抜群…!
定期的に食べたくなるヤミツキ具合です、ご注意ください。
今回、バル街のクーポンでいただけるメニューは、「瓶ビール、ちゃんぽんor皿うどん、揚げ餃子」です。
「え、こんなにいいの…?」と疑いたくなるこの豪華セット、めちゃくちゃお腹いっぱいになります。ご注意ください。
ちゃんぽんか皿うどん、お好きな方を選べる上に、皿うどんは細麺か太麺のどちらか選べますよ〜。
みらく苑のちゃんぽんは、風味づけにごま油が使われています。これがなんとも食欲をそそる大満足の一品です。
皮がカリカリな揚げ餃子も、特製の甘辛タレにつけてお召し上がりくださいね。
焼肉屋から中華に。そして定番メニューが生まれていく
みらく苑は、岩本さんがご夫婦で経営されています。
元々は、ご主人のお母さんが営む、焼肉屋さんの「味楽苑」という名前でした。
ご主人が後を継いだ時に、中華のお店に変えて、「みらく苑」になったそうです…!(知らなかった!)
大浦の町は観光客が行き交うため、団体バスに乗ってくる人や、軍艦島に行くフェリーに乗る予定がある人などがお昼ご飯を食べにやってきます。
つまり、ゆっくりご飯を食べる時間がなくて、急いでいる人が多いのだとか。
そんな人たちのために、サッとできてすぐに出せる皿うどんやちゃんぽんがメニューの中心になっていったそうです。そうやって地域に根付いていったんですね。
岩本さんは、昔と比べて、今はみんなが美味しいものを食べているから、世の中の舌が肥えてきたと感じると言います。
「うちは昔から変わらない味で、素朴な路線ですよ」と岩本さん。
しかし、それはご主人が飲食の修行をしていた当時、すべて一から調合しないといけない時代を経験してきたからこそ、変わらない味を提供できているのです。
時代を超えても、地域や観光客に愛され続ける老舗のちゃんぽん・皿うどん屋さん。
ぜひ、バル街でもお楽しみください。
住所:長崎市大浦町3−30
TEL:095-822-5403
営業時間:11時30分〜15時(OS 14時30分)、17時30分〜20時30分(OS 20時)
定休日:火曜日(その他、不定休あり)
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